私たちの「しょうゆもろみ」は、大豆・小麦に麹菌を混ぜ合わせてつくったしょうゆ麹に、水と塩を加え、発酵熟成させたものです。
しょうゆもろみは、いわばしょうゆの素。
しょうゆ造りの工程で、搾って清澄させる段階で取り除かれてしまう、大豆や小麦由来のさまざまな成分が残っているため、通常のしょうゆと比べると、風味がとても濃厚にして複雑。
発酵熟成されたうま味をそのまま味わえ、食物繊維がたくさん含まれていることも特徴のひとつです。
料理に豊かな香りとコクを与る、しょうゆと味噌の良いところを合わせ持った調味料。
しょうゆ蔵の造り手だけが知っていたこの美味しさを、ぜひ一度味わっていただきたいという想いで、商品にしました。
~料理がこれまでとはちがうコクや深みのある味わいに~
・あえる…味がしっかりなじみ、まろやかな仕上がりに
・もみ込む…香りとうま味で、冷めてもおいしく
・炒める…肉との相性は抜群。コクとうま味がアップ
・似る…サッと溶けて、魚のくさみを消す
お肉を焼いてからめたり、豚汁、冷奴やたまごかけごはんにかける、マヨネーズとまぜてゆで野菜の味つけに、から揚げや魚の竜田揚げの下味、オリーブオイルとあわせてサラダやカルパッチョのソースなど、料理がこれまでとはちがうコクや深みのある味わいになります。
にんにく、しょうが、みょうが、大葉などの香りの食材との相性も良く、あわせて使うといっそうおいしくいただけます。
<おすすめレシピ>

●もろみけんちん汁(所要時間15分)
醤油よりこっくりとこくが出て、ごま油の風味にぴったりです。
最初に豆腐をごま油で炒めるのがコツ。根菜は何を入れてもよく、具だくさんの健康レシピです。
※所要時間は豆腐の水きり時間を除く
【材料 2人分】
木綿豆腐 1/4丁
大根 3cm
にんじん 4cm
ごぼう 8cm
こんにゃく 1/6枚
里芋 1個
ごま油 小さじ1
だし 1 1/2カップ
しょうゆもろみ 大さじ1/2
青ねぎ(斜め切り) 適量
【作り方】
①豆腐はペーパータオルに包み、軽く水切りをしておく。
⓶大根は2㎜厚さのいちょう切り、にんじんは半月形の薄切り、ごぼうは斜めに薄切り、こんにゃくは2㎝角の薄切り、里芋は5㎜厚さの輪切りにする。ごぼうはさっと水洗いをする。こんにゃくは下ゆでしてざるに上げる。
③鍋にごま油を熱し、香りが出たら1の豆腐を手で割って加え炒める。だしを加え、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、里芋を加える。煮立ったらアクを取って弱火にして野菜に火を通す。
④しょうゆもろみで味を調える。
⑤ひと煮立ちしたら椀に盛り、青ねぎをのせる。

●豚肉と万願寺とうがらしの炒めもの(所要時間10分)
湿度が高く食欲が落ちがちなときに、気のめぐりをよくすることによって体を軽やかにする、万願寺唐辛子とパプリカをきかせた炒めものです。
【材料 2人分】
豚ロース肉薄切り 4枚
万願寺とうがらし 3本
パプリカ(赤) 1/2個
唐辛子 小1本
片栗粉 適量
塩 少々
白ごまもろみ 大さじ1・ 1/2
しょうゆもろみ(またはしょうゆ) 少々
炒め油 適量
【作り方】
①豚ロース肉は筋切りをして塩を振り、片栗粉をまぶす。
⓶万願寺とうがらしは2~3cm幅の斜め輪切り、パプリカは種を取り、一口大に切る。唐辛子は種を出し輪切りにする。
③フライパンに油を熱し、唐辛子、塩少々を加え、万願寺とうがらし、パプリカを炒め取り出しておく。
④再びフライパンを熱し油をひき、1の豚肉を焼いて火を通し、3を戻して炒め合わせ、白ごまもろみを加え、しょうゆもろみ(またはしょうゆ)少々で味を調える。

●季節野菜のピリ辛もろみドレッシングサラダ(所要時間15分)
しょうゆもろみのドレッシングにはごま油のコクが相性良し。
ちょっと辛味をプラスして、こっくりしたもろみの味にキレを加えます。
どんなサラダにも合いますが、とくに香りのしっかりした野菜にぴったりです。
【材料 2人分】
サラダ野菜(好みのもの) 70g
きゅうり 1/2本
ミニトマト 6個
鶏ささ身 1本
塩、酒 各少々
ピリ辛もろみ ドレッシング
しょうゆもろみ 小さじ1
米酢 小さじ1
ごま油 小さじ1
一味唐辛子 少々
【作り方】
①鶏ささ身は塩をふり、15分程冷蔵庫におく。酒をふって約10分蒸し、ラップをかけて冷ました後、細く裂いておく。
⓶サラダ用の野菜は食べやすくちぎり、水にさらしてパリッとさせ、しっかり水気を切る。
③きゅうりは小さめの乱切り、ミニトマトは半分に切る。
④ボウルにドレッシングの材料を合わせ、①、⓶、③を加え和える。
(所要時間15分のうち、鶏の冷蔵時間は除く)